国際プロジェクトを率いる充実感

私は現在、Yusen Logistics Hong Kongへ出向し、Yusen Logistics グループの業務モデル、プロセス改善、システム統合プロジェクトに於いて、プロジェクト・マネジネント・オフィス・エキスパートの立場で、プロジェクトを管理しています。私が勤務するのは国際貨物輸送の本社機能がある香港の会社ですが、同プロジェクトの対象となるのは30カ国、ユーザーは8,000名にも及びます。私の役目は、プロジェクトの方針・達成目標・スコープを定め、スケジュールの検討と調整から始まり、プロジェクト始動後は進捗管理・課題管理・リソース管理によってメンバーが円滑に作業できるよう整え、最終的には所定のスケジュール内に合意された目標を達成させるところまで多岐に渡ります。現在はシステム統合を完了させ、更なるビジネスとオペレーションの見える化、データの有効活用に向けて活動を進めているところです。Yusen Logisticsは企業組織的にも事業的にも転換期の真っ只中にあり、その中心の一員としていること、多様な国籍や個性の有能な人材と共に仕事を行い、多くの刺激をもらっていることを大変嬉しく思っています。

困難なプロジェクトを成功させる3つの秘訣

このプロジェクトは企画に1年かけ、その後、世界30カ国で同じタイミングで業務プロセスを切り替え、さらに1年半かけて30カ国のシステム統合を完了させる予定でした。今だから言えるのですが、プランを計画した当初は「これは理想的スケジュールであって、現実には絶対に無理だろう」と考えていたのです。しかし、慎重な優先順位付けと入念な準備、そして早い段階から関係者を広く巻き込んでプロジェクトに深く関わってもらうことで、目標は全て達成できました。作戦が万端ならば、困難なプロジェクトも達成できると身に染みて感じました。香港に行く5年前には、自分がこのような大規模プロジェクトを率いるとは思ってもみませんでした。そう考えると、いまから5年後、10年後には、想像すらしていないプロジェクトに携わっていることと思います。できれば、これまで培った問題解決、改善、プロジェクトマネジメントなどの経験と、AI、ロボティクスなどの最新技術を掛け合わせ、顧客のビジネス拡大に貢献できるような案件で力を振るっていきたいですね。

国境をまたいで成し遂げる仕事の醍醐味

思い起こせば、これまでかなり大胆に仕事をしてきました。シンガポール地域統括組織(RHQ)駐在時代には、インドの倉庫でトラブルがあり、マレーシア出張を半日で切り上げ、シンガポールにとんぼ返りし、空港まで妻に着替えを持ってきてもらい、そのままタッチアンドゴーで夜にはインドに着きました。トラブルシューティングのため現場スタッフと話をしなければならないのに、英語が通じず身振り手振りとイラストで何とかしのいだのも、今となっては良い想い出です。インドの会社ではそれを機に改善活動を進め、1年後に顧客から表彰を受けました。このようにNBSには、地理的にも業務的にも非常に幅広く活躍するチャンスがあります。システムだけでなく、陸、海、空物流業の実業務に携わって知見を深めることが出来ます。自分の可能性を大きく伸ばしたい、国際的な接点の多い仕事で力を付けたいと思っている人には、うってつけの会社だと思います。

  • 忘れられない言葉
  • 入社して驚いたこと